ジェネリック医薬品・バイオシミラーについて

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは

 ジェネリック医薬品は、新薬の特許が切れた後に開発された医薬品で新薬と同じ有効成分・効き目を持ち、国が承認したものです。その安全性・品質は、厳しい基準により保たれています。開発に必要な期間や経費を大幅に抑えることができるため、新薬に比べて価格が安くなります。

ジェネリック医薬品希望カード

 ジェネリック医薬品を希望される方が円滑にジェネリック医薬品を処方・調剤してもらえるよう、「後期高齢者医療のしおり」の裏表紙に『ジェネリック医薬品希望カード』を掲載しています。
使用される場合は、切り取り線に沿って切り離してご活用ください。

ジェネリック医薬品利用案内通知について

 先発医薬品をジェネリック医薬品に切り替えることにより、薬代が一定額以上軽減されると見込まれる方に対し、「ジェネリック医薬品差額通知」を年1~2回送付しています。
 利用案内通知がお手元に届いた方は、この機会にジェネリック医薬品への切り替えについて、ご検討をお願いいたします。ジェネリック医薬品を利用することにより、お薬代が利用案内に示された金額分安くなる可能性があります。
 なお、治療によっては、ジェネリック医薬品の利用ができない場合もありますので、ジェネリック医薬品への切り替えの際には、必ず医師や薬剤師にご相談ください。

バイオシミラー(バイオ後続品)とは

 バイオ医薬品は、バイオテクノロジーを応用して生産されたたんぱく質を有効成分とする医薬品です。バイオシミラーは、バイオ医薬品の特許が切れた後に、他の製薬会社から販売される薬で、ジェネリック医薬品と同じように使うことができます。
 バイオ医薬品やバイオシミラーは、今までは治療が難しかった病気への効果が期待されています。

【バイオ医薬品、バイオシミラーが使われている病気の例】
 ♦がん ♦腎性貧血 ♦糖尿病 ♦関節リウマチ ♦クローン病 
            ♦低身長 ♦潰瘍性大腸炎 ♦加齢黄斑変性など

 詳しくは、下記のリンクの厚生労働省ホームページをご覧ください。

 厚生労働省 バイオ後続品(バイオシミラー)促進特設サイト(外部リンク)